Side-1『赤川へのラブレター』

昨日無事終演しました。

THE TRICKTOPS 6th『27's』

満員御礼。
御来場いただきましたお客様、本当にありがとうございました。
最終日のカーテンコールでご挨拶させていただいてる時、すごく真剣な空気が客席から伝わってきて(あくまで主観ですが 笑)、

あー。伝わったのかな。

って演じる側としてとても嬉しく感じました。

とにかく面白かった。
面白くて、駆け抜けた2ヶ月半でした。

個人的に稽古を含め、9月頭からの4連続公演。なんて贅沢な日々。すごく苦しくて楽しくて人間らしい日々。一生これで行こうよと(笑)改めて思う。



赤川太郎という男が「オールドファッション」の世界に居ました。
彼は社会という中で生きることを選び、そしてそれを当然として生き、通じ合えない、報われない世界に悩んで、でも幸せという名の形式に囚われ、それを形にしようとし続けた、

社会とプレカリアート(不安定労働者)の中間管理職。


決して愛されはしない。
打ち上げでツムジも言ってたけど。
「THE 嫌な奴」

だけど。
この話はプレカリアートの闘いの話だけど、彼も闘い続けてるんだってことをどうしても伝えたくて、


悩んだ日々でした。
今年30歳になる俺は何かを伝えられたのだろうか。

赤川さん、一緒に闘ってくれてありがとう。

「あなたは世界を変えられる」